遠音 祭りが終わる時 目次
長年暖めている物語です。
浅間大社近くの社人町と呼ばれた町内を舞台に、富士宮まつりや富士宮囃子に関わる人たちの思いを紡いでゆきます。
巻き込まれたもめ事が元で国を離れることになった男が、その後大恩ある師匠が祭りを続けるためにどれだけ苦労したかを知る。
恩返しをしようにも、師匠はすでに他界してそれもかなわない。
師匠の笛と志を後進に伝えなければ、祭りは悪しき方向に進みかねない。
師匠に返せなかった恩を、どう返そうか。
男は決心する。
通しで読むには少々時間が必要なので、読み方を選べるように章ごとに分けて見ました。
全文通し読む
原稿用紙で100枚程度の物語です。
一気に読めなくもないとは思いますが、落ち着いて読む時間が無い方は区切りごとに読んでみて下さい。