日光東照宮の流鏑馬は日光東照宮祭典行事によれば、春の例大祭(5月17・18日)の17日に行われ、秋季祭の10月16日にも行われます。

やぶなびによれば次の通りです。

日光東照宮の流鏑馬は、春と秋、年2回行われている。春・秋ともに、翌日に「百物揃千人行列」が行われている。

  • 5月17日
春季例大祭(5月17日~18日)で行われている流鏑馬。
  • 10月16日
秋季祭(10月16日~17日)で行われている流鏑馬。

 


平成23年10月16日に行われた日光東照宮の流鏑馬を見学しました。

東名高速上の車両火災のため1時間以上の足止めを食い、大幅に到着が遅れました。
社務所に挨拶をして流鏑馬会場に向かったところ、正面参道の馬場では流鏑馬ももう中盤を迎えていました。
鳥居から坂を少し下ったあたりからは遠目ながらも馬場を正面から見る事が出来ました。
二の的を狙って矢が放たれたところです。
そして三の的。

 


カメラ内蔵のビデオ撮影機能を試しましたが、人混みの中ではちょっとしんどかったです。
馬が驚くからフラッシュは止めて下さいと言うお願い。
自動でフラッシュが発光するカメラってのが曲者です。
二の的の的中。采が上がり、的にしかけられた紙吹雪が舞う。
この紙吹雪は浅間大社の流鏑馬にはないもの。
型式はほとんど同じようだ。
的手前に居並ぶのが、的奉行、采上げ、矢拾い、的持ち。
役目により装束の色が違うのは同じでも、カラフルですね。
流鏑馬を終え、馬場末より隊列を組んで馬場元に戻る。
全参加者が隊列を組み神前に進む。

 

同じ流派の流鏑馬なので次第はほとんど同じでしたが、浅間大社の神事流鏑馬では的が二つしかありません。境内馬場の長さが足りないためなのですが、大正時代に西鳥居に石段を作り境内と外とを分かつ以前は、段差無く西門通りまで馬場が繋がり、三の的まであったと古老に聞いた事があります。
思わぬ事故のため余裕がありませんでしたが、何とか間に合いました。やれやれです。