一生一度の晴れ舞台 古式流鏑馬「行い」
これも知人に撮って戴いた写真です。
平成25年5月5日に浅間大社流鏑馬祭古式流鏑馬の「行い」に奉仕したときの写真で、富士宮囃子保存会仲間の篠原浩一さんに撮っていただきました。
浅間大社流鏑馬祭では二つの流鏑馬が行われます。
一つは流鏑馬祭に引き続いて行われる古式流鏑馬、もう一つは市内練行を終えて夕刻から行われる神事流鏑馬(小笠原流流鏑馬)です。小笠原流流鏑馬は元々行われていた浅間大社の流鏑馬(古式流鏑馬)が衰退していた頃に、お願いして奉仕していただくようになりました。初回が昭和29年で、それから小笠原流流鏑馬斉藤道場一門により欠かさず奉仕されています。
もう一つが昔から行われていた浅間大社流鏑馬祭に伝わる流鏑馬で、古式流鏑馬と呼ばれています。
拝殿での神事に続き桜の馬場に会場を移し、御子乗り、馬場入り、馬改め、射手次第書、上げ状問いの行事が行われ、次いで行われるのが「行い」です。
浅間大社流鏑馬保存会の会員が、毎年交代で奉仕する重要な役です。
古式流鏑馬の最後に行われるのは「本乗り」で、五騎が疾駆する馬上より的を射て駆け抜けます。その後2往復ほど馬を疾駆させます。
平成25年浅間大社流鏑馬祭行い動画
家内に動画で撮ってもらったもの。
写真だと判りませんが、動画で見ると歯ぎしりをしたり前肢で地面をかいたりと馬が落ち着かないのがよく判ります。
平成30年浅間大社流鏑馬祭動画 (参考)
翌年5月からは元号が変わりますので、平成最後の流鏑馬祭です。