祭にっぽん

台風と祭り

今週末の7月28・29日頃に、台風12号が本州を横断しそうだと言います。
被害が無いことを祈ります。

祭りに台風が来襲した場合、どうなったのかを調べて見ました。

Yahoo!検索「祭り+台風」

京都時代祭りの場合

2017年10月22日に予定されていた、京都三大祭りの一つ時代祭は台風接近のために中止された。( 日系・朝日・産経)
100年を超える歴史を持つこの祭りが中止されたのは、関東大震災や戦時下、昭和天皇のご病状悪化以来のこと。23日を予備日としていたけれど、両日とも悪天候が予想されるために中止となったとのこと。

岸和田だんじり祭の場合

2017年10月に18号台風の接近で、16・17日の岸和田だんじり祭の曳行が危ぶまれたけれど、岸和田だんじり祭は雨天決行で並みの雨では中止にはならないとのこと。台風で警報が出た場合は中止もあるが、状況次第で決行されることもあるとのこと。

参考
https://oh-naruhodo.com/post-1934
http://strawberrysdream.com/605.html

上野天神祭のダンジリ行事の場合

2017年10月21日降雨と台風21号の接近を考慮し、残り2日間の行事2013年以来の中止を決めた。

参考
https://mainichi.jp/articles/20171022/ddl/k24/040/182000c

考察

台風ならずとも、雨で中止になる場合は多いもののようです。

装束を付け練り歩く祭りは濡れることを嫌います。
曳山も幕や人形を濡らすこと、参加者の安全を考えたら、雨天中止にせざるを得ないのでしょう。

逆に雨天決行の祭りを検索したところ、けっこう見つかりました。

花火大会は花火製作や準備の大変さもあって、中止にはしづらく。多少の雨ならやるようです。ひどく天候が荒れた場合には、もちろん中止せざるを得ませんが。

屋内・テント内で行われるものは、台風の直撃でも無い限りは雨天決行。

思い出

昭和49年7月7日の浅間大社御田植祭は七夕豪雨に見舞われ、神田の宮神社に移動しての御田植え神事と田植え舞を取りやめ、浅間大社拝殿で行いました。
この日山頂の久須志神社では火災となり、その年の1月に発会したばかりの浅間大社青年会は10日雨の中慰問登山したのを憶えています。

流鏑馬祭練行途中で雨が降り始め、急遽配られた傘と雨具を着装しました。

これに懲りたものか、翌21年と26年の練行は雨で早々と中止が決定しました。
一方神事流鏑馬は雨でも行うとのことで、止み間を見て行われました。

平成21年のスライドショーがありましたので、ご紹介します。
雨の中での神事流鏑馬が末尾に映っています。

7月の祭り

台風接近予定が最終土日ですので、祭りもいくつか影響を受けそうです。
被害少なく過ぎ去って欲しいものです。

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